SKY GARDEN




BE HAPPY    rui × tukushi ***







最近やけに積極的な類。


「類・・・っ。もう・・・やっ・・・・・・」


愛しさと、快楽との間を彷徨ってるあたしをグイ、っと起こす類の腕もだいぶ汗ばんでいて。


そんなことにさえ、あたしは欲情する。




そして、そんなあたしに気付いてるように類は口元を緩める。


そんな類を視界の端に確認しながら、再び愛しさの波に体を預ける。




動きを早める類に合わせるように動く腰。




類の髪に絡める指。




いったいいつからあたしはこんなに「女」になったのだろう。








類と体をあわせる様になって、半年。
いつしか、デートのあと
体を重ねるのは当たり前になってた。





べつにソレがいやなわけじゃない。





類の腕の中は暖かいし
類の与えてくれる快楽は、恥ずかしいけどとても気持ちがいいもので


普段めったに見ることのない、類の汗だとか
類の表情を楽しめるのも、体を重ねてる時で。





「・・・ぁ・・・んっ・・・」


あたしの限界が近いのを知ると、類はよりいっそう腰を打ち付ける速度を速めた。
途端に、溢れるように迫る波。

ガクガクと揺さぶられる中、あたしは大きな声をあげる。




抱えられていた体を、そのままベットに押し付けられると
脚を抱えあげられたと思った瞬間、深く突かれ一瞬意識が飛ぶ。




「牧野・・・・・・だいぶ・・・・・・」




類の口から出た言葉はやけに中途半端なとこで途切れていて。
それでも、そこから先を促す気力は保ってなくて。


類が腰を深く沈みこませるたびに襲われる、真っ白なものに飲み込まれるのを必死で耐えていた。













目が覚めると、あたしの上で類がくったりと体を預けてる体勢で。
あたしの記憶が繋がっていないことで、意識が飛んでいたのを知る。



意識が飛んでたくせに、心臓はバクバクといつもの倍の速さで動いていて。




なんだか、妙な気分だ。




達したあとの脱力感は、類も一緒のようで。
あたしがそっと類の前髪をかき上げると、視線をまじわせてゆっくりと微笑んだ。




類のこめかみから伝う汗に目を奪われていて。
ソレが薄くてきれいな口唇に届いた時に、ふいにさっきの途切れた言葉の続きが気になった。




「類、さっきなにか言いかけてなかった?」

「・・・・・・あぁ」


上半身を起こした類は、にっこりと微笑む。



あ、なんかやな予感。



「牧野、だいぶ慣れたよね」
「・・・・・・なにが」
「せっくす」





・・・・・・こんなこと言うか?普通、彼女に向かって。
あたしは頭を抱えたくなる。





セックスに慣れたよね。と嬉しそうに語る彼氏。
彼女としてあたしはなんと答えればいいんだろう。




たしかに最初のころにあった痛みなんかは、とうの昔に消えうせて。
今では・・・・・・その・・・・・・
類と抱き合う時間が楽しみだったりする。



類の指があたしを翻弄する時。
類をあたしのなかで感じる時。



そこから、愛しさが溢れてきて
類のことがもっと好きになる。




「俺、初めてあんたのこと抱いたとき怖かったんだ」
「怖かった?類が?」
「あぁ。あんたのあまりの細さに」
「・・・・・・いやみ?」



ギロリと睨むと類は苦笑しながら続ける。



「・・・こんな細い腰に入れたら壊れちゃうんじゃないか、ってマジで思ったんだ」



・・・・・・あたしも、こんなの入らない、て思ったけどね。
けどそれを言うのは恥ずかしくて黙ってた。



実際、あんたかなり痛がってたし、ってあのときを思い出したかのように笑う類。



「だから、すごく嬉しいんだ、今」
「・・・なんで?」
「俺が牧野をキモチよくさせてあげれること」
「ちょ、ちょっと、類ッ」



あたしがあんまり慌てるもんで、類がとうとう吹き出した。



「なんでさ、いいじゃん。ほんとのことでしょ?」
「そ、そりゃ、そうだけど。そんなにはっきりと言われると、恥ずかしい」
「・・・・・・抱くたびに、いろんなあんたが見れることが嬉しくて、嬉しくて・・・・・・」



まるで大事なものを愛しむような表情を零す類に、思わず見とれた。
そしてそれはあたしのことを思っての表情だということに、胸の奥がギュッとする。





類も、同じなの?
あたしも、そうだよ?



抱かれるたびに、類のいろんなことが分かる気がするの。
それはもちろん、どんなに愛されてるか、とか
どんなに大事にされてるか、とかさ。



その反対で・・・・・・
類の、戸惑いや淋しさ、みたいなのも感じた時もあるよ?



でもね、あたし。
類に抱かれるの、大好きだよ?



ほら、その証拠に・・・
さっきまであたしのなかにいたはずの類。
隣にいるのに、それじゃ物足りないんだよ。



ほんの数十分前の出来事が、とてつもなく大切なことだ、って思う。



「・・・・・・類」
「なに?」
「・・・・・・疲れちゃった?」
「疲れてないよ。なに?もう一回?」



からかい気味の問いに、あたしも笑顔で返す。



「・・・・・・期待してます」
「2回目でも満足させられる自信はあるけど、ほんとにいいの?知らないよ、俺」


類は嬉しそうに口元を上げると
そっとあたしのこめかみにキスを落とした。





半年前は、考えられなかったセリフ。
積極的になったのはどうやらあたしの方だったみたい。



それでも、類のあんな顔見ちゃったら・・・・・・
積極的になるのも、悪くないかもね。



ホワイトデーにプレゼントしたハッピーの香りが、またあたしを取り巻いた。



おしまい







■■■■■アトガキ■■■■■

あいー、こちらでもバカップル?
いやいやいや、そうでもないよね?(笑)

っつーか、この2人絶対1回じゃ終わってないよねー・・・
まぁ、ルイルイ10代・・・だし。きっと。(←すみません、年齢設定してません)
いっか。

一応、お誕生日用に書いたのだけど・・・なーんも関連付けてませーん。
やば、と思って最後に「ハッピー」登場させて(笑)タイトルも無理やり「BE HAPPY」
んで壁紙も、無理やり桜(笑)
気に入った黒背景素材がなかなか見つからなくて・・・
azusaしゃんにヘルプメールだしたりしてたんだけど。
どうにか見つかりましたー。うふふ。
この壁紙一目ぼれ。かわいいのう。

あぁ、そう言えば昔PERSONZと言うバンドがあって「BE HAPPY」という歌があったね。
知ってる人いるかなー?好きでよくライブ行ってました。NKホールまで(笑)

あぁ尾崎もトリビュート出たんだ!買わなくっちゃ!
と、全然関係無い話で〆ですが(爆)

ルイルイおめでじゅ♡ということで(笑)
うーん、これも30日まで隠しにしとくかな。。。ってどこに隠そう(滝汗)
ひ、光しゃんに見つかりませんように(祈)

2004,3,27  momota



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